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2006年6月28日 (水)

「シスの逆襲」 映画評Vol.21

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ついに
ついに
手に入れてしまった。
「シスの逆襲」
つたやに行ったときにレンタルできずに悔しくて気がつくと買っていた。

買ったからには見なければと再生 ピッ!!

このシリーズは前3部作が本当に面白い
エピソードシリーズになってからいまいちになってしまった。
でも
一応見ておかねばと思いながら見た。
若かりしダースベーダーが暗黒サイトに落ちていくさまを描いたエピソード3
この世界になってしまうともう「マトリックス」のジャンルである。役者うんぬんというよりも「スターウォーズ」の世界観を楽しむ作品である。
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暗黒サイトに落ちていく人間の心理は今の時代でも
共感できるところがいっぱいあった。
じゃあ’フォース’って結局どっちなの?
オレには分らなかった。。。。

一番興味がない時の反応・・・・「ふ〜ん で?」
まさにそんな感じであった。
途中大好きなキャラクター’ヨーダ’がまるで牛若丸のように空中を飛びはね、シス卿と戦うシーンがある。
本当に大好きで大学時代に等身大置物を買った
あの’マスターヨーダ’
やはり・・・飛び跳ねて欲しくはなかった。
あのスターウォーズで見せた老師っていう感じが好きだったのに・・・・

ラストに向けどんどん興味がうせている自分に気づきながらも
何とか3時間我慢をした。
終るともう一枚入ってたのでもう一度再生
そっちはカットされた映像・メイキング等はいっている特典映像。こっちはかなり面白かった。
この「世界観」がなされた技。それだけでも映画ファンにとっては最高である。
気がつくと外は明るくなっている。
もっとすごいのが特典映像だけで3時間
計6時間休み無く「スターウォーズ」にどっぷりとつかってしまった。

作品としては本当にすばらしいし、絶対に日本映画は勝てない世界観だと思う。
でも内容的に心に残る作品かどうかで言えば
絶対にNOだと思う。

やはり「世界観」を楽しむ6作品。。。。
皆さんはどう思いました?




スター・ウォーズ エピソード3 / シスの復讐


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春の雪    映画評vol.20

50737791_156s_1最近めっきり寒くなり背がでかい僕もなんだか
小さくなったりしている。

ここにきて早4ヶ月目早いものである。
月末月始の忙しさにもなれた
当然この時期は毎日3時帰りの8時30出社。

そんな中新橋に予定ができた
ついでにお台場まで足を伸ばし
「春の雪」
を見てきた。

何故お台場?
僕が思うに都内の映画館で最高クラスは
お台場と六本木。音響設備もさることながら、
’快適さ’
でいうなら絶対に最高である。
視界に他人の頭が入らないのはあたり前である。
イタリアの映画館はそれがきちんとされている。
どんな老舗の映画館でもである。
やはり”映画”の文化の違いだろう・・・・・
長時間座っても疲れない幅。
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まあ映画館の話はいいや〜
日曜日に行ったのにぜんぜん空いていた。
空いている映画館は大好きである。
自分だけのために映画を上映してくれている感じが
たまらん。
イタリアでもよく”一人”でみていた。

日曜日にスーツを着てお台場に一人という状況も
どうかと思ったが、思いっきり泣けるからいいや
などと考えて始まるのを待つ

この映画は三島由紀夫原作「春の雪」を映画化したもので、
この秋話題を独占していた。主演に妻夫木聡、竹内結子、
脇に高岡蒼佑、及川光博 監督行定勲(僕の大好きな’ひまわり’話題になった’世界の中心で愛を叫ぶ’この監督は、本当に優しい光を出す人。)


2人の切ない(煮え切れない)関係
う〜ん
一番感動したのが高岡蒼佑くんが演じた本田だろう
奈良に彼女に会いにいった松枝清顕が高熱で動けなくなったのをみるや
東京に引き戻さず彼の代わりに彼女を説得にいく
あの友人への愛
普通あそこまではできない
それを普通にやってのけている彼がすごい
というか其の演技をやってのけた彼がすごいのだろう・・・

映像から友への友情がひしひしと伝わってきた。
俺はあそこ目指してたんだな〜

内容で泣けず友の友情で涙してしまった。

映画は原作に勝てない!!
これは間違いではなかった。


しかし
あれほどに主題歌と映画の逢わないものは久々だった.


<ストーリー>
侯爵家の嫡子・松枝清顕(妻夫木聡)と、伯爵家の令嬢・綾倉聡子(竹内結子)の幼馴染が、いつしかお互いに淡い恋心を抱くようになっていた。そんな折、聡子が宮家の洞院宮に見初められて、縁談話が持ちあがる。清顕は聡子が自分のものにならないことを知るや、初めて彼女を愛していることを自覚し、激しく聡子を求めるのだった。一度は清顕への想いを断ち切ろうと決めたが、次第に彼の愛を受け入れるようになる聡子。ふたりは逢瀬を重ね、束の間の愛に身を焦がすが、運命は過酷にも愛し合うふたりを引き裂こうとしていた…。





春の雪


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春の雪


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2006年6月27日 (火)

明日の記憶   映画評vol.19

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毎週糸井重里さん編集のほぼ日という日記を購読している。
そのなかで、渡辺謙主演、渡辺謙プロデューサーの作品
「明日の記憶」という映画の試写会応募があり、送ったら当たった。
この試写会はほぼ日編集長である.糸井さんが企画し実現したもの。
有楽町にある読売ホールで行われた。
映画館は結構老舗。席は一つ一つせまく東京では珍しいつりスピーカー(近代映画館は壁にスピーカーが埋め込まれている.)キャパはかなり大きく1100。席の幅は 狭いけど結構好きな映画館だった.

作品はこれから始まるので内容は言わないようにするけど
かなりよかった。
主演の渡辺謙さんが一人良いのではなく周りがめっちゃ良いから
よけいに謙さんの良さがでていた。

またまた号泣!!
最近、映画館で泣く時全く周りを気にせず泣けるようになってしまった。。。。。。歳なのかはたまた慣れてしまったのか。。。。

その後のトークショーは糸井重里、渡辺謙の縁側話みたいだった。
でも糸井さんも言っていたこの縁側話ができる映画だった.

彼らのトークのほぼ日で掲載しているメールがベースになっていた。それもありとても’深い’話しだった。
いわゆる渡辺謙の映画感と伝えたい事の話しだったから、僕らファンにとってはたまらなく面白く楽しい時間だった. ただ少し長かったが。。。。

役者一筋でいたとき常に自分の中であった映画に対する考え方、役に対する考え方が渡辺謙さんと全く同じだった事が本当に嬉しかった。
と同時に糸井さんと渡辺謙さんと同じ思いで映画に向かえているのがたまらなかった。映画に関わる仕事やりたい!!!!!

試写会は何度か足を運んだがここまで出演者のトークに引き込まれたのは初めてだった.
渡辺謙さんはこれからハリウッド作品が続くが
どんな映画に出ても’映画人渡辺謙’であってほしい。。。。

内容はこちら
「明日の記憶」
http://www.ashitanokioku.jp/

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明日の記憶
Book 明日の記憶

著者:荻原 浩

販売元:光文社

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プロデューサーズ   映画評vol.18

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映画「プロデューサーズ」を見た。最高に笑える映画だった。かなり想像していたものよりブラックユーモアーがあり、想像以上に笑えた。
今まではミュージカルが嫌いというか、食わず嫌いみたいなものだった。
しかし最近は劇団四季に始まり今回の「プロデューサーズ」へと徐々にはまりつつある。
この作品は,テンポ、リズム,そしてキャラクターが一度に三度楽しめる作品だった。
僕は結構ブラックユーモアが好きだが、ヒトラーをゲイとして扱うあたり最高である。
トミー賞総なめというのも、十分うなずける。
2時間30という映画だが時間を全く感じさせない作品

ああいう映画を作れる監督の思考を戴きたいものだ。

「プロデューサーズ」
2001年トニー賞において、新作ミュージカルが受賞可能な13部門のうち、12部門で最優秀賞を受賞した作品を完全映画化。
最低のミュージカルをプロデュースせよ!?1959年のニューヨーク。落ちぶれた大物演劇プロデューサー、マックスの事務所に会計士のレオが訪れた。帳簿を調べたレオが、ショウがこけたほうがお金が儲かるという摩訶不思議な事実に気づいたことで、マックスのやる気が充満。レオを巻き込み、大金をせしめようと、初日=楽日を目指す史上最低のミュージカルのプロデュースが始まった!そしてまたとない史上最低の脚本「春の日のヒトラー」が見つかる。
監督 : スーザン・ストローマン
出演 : ネイサン・レイン、マシュー・ブロデリック
ユマ・サーマン

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グラディエーター   映画評vol.17

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グラディエータ
イタリアにいた時、 英語・イタリア語で公開終了までの間に10回映画館で見た。
(イタリアの映画は一週間で劇場が変わる。)
ローマの中心からわざわざ郊外まで足を伸ばし
何度も映画館に足を運んだ作品。
大好きなローマ帝国の話ということもあり、
その当時、映画の舞台になるコロッセオで2000年記念オペラが開かれ、そのオペラの音響という素敵な仕事を運よく手にしていたこともあり、何回見ても飽きなかった。

コロッセオは当時の最高建造物と呼ばれ
地上・地下併せて6階。更に開閉式屋根がついていた。床部分には様々な仕掛けが施され剣闘士(奴隷)の戦い、ローマ帝国の歴代の戦の再現(お芝居)、奴隷VS猛獣が日々行われ今のトトカルチョの前進であるギャンブルが流行していた。
今でも観客席を歩いていると当時のコインが埋まっているところがある。

あそこにいった方なら判ると思うが、今見えているコロッセオ内はすべて床が落ち奴隷たちや猛獣達の控え室になっていたところである。
その今はなき床に特設舞台を設置しオーケストラ、観客を入れてオペラをやった。
コロッセオ内に入ること許されたのは日本人でも僕だけだと思う。ケーブルを這わすために地下に降りたが、そこはとても冷たく墓場よりも怖かった。地下の柱にはいろいろな傷が残っていた。
これから殺される人たちはここでどんなことを考えていたのだろうと思い身震いしたのを覚えている。
戦争での修復や増築のためコロッセオの石材が建築材料として使われ今の形になっているのである。
地下鉄も通っているのだが、あのあたりは掘れば何でも出てくるためとても大変な思いをして地下鉄を通したみたいだ。
昔のままを使いながら、現在は住居スペースにしたり、劇場にしたりしている。

まあそんなわけでこの場所には格別な思い出があるわけですよ。
あと少しとあと少しと思いながら結局最後まで見てしまった。

いろいろな映画を見てきて
ここまで見たのはこの映画だけである。

おかげでさすがに眠い・・・・

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グラディエーター
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グーニーズ   映画評vol.16

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最近約10年ぶり位にグーニーズという映画を見た。
僕がまだ小学生の頃の名作。
初めて見た時に友達を連れて高松にある屋島の洞窟に探検に出かけた。
きっと、今の僕の世代以上の人は一回は必ず見たことのある、
スタンド・バイ・ミーはたまたバック・トゥ・ザ・フューチャーシリーズに次ぐ名作である。
一度は必ずあの歌を口ずさんだ事もあるだろう。
一度は必ず家の物置で宝の地図を探しただろう。
一度は探検に出た事もあるだろう。

今思うと内容は本当にありきたり
しかし何度見てもうきうきドキドキしてしまう.
製作総指揮があのスティーブンスピルバーグ。
歌がシンディーローパー

ガキの頃本気でラピュタの存在を恥ずかしながら信じていた俺
当然グーニーズも
インディージョーンズしかり冒険映画と言うものにとても
引き込まれていた少年時代
亡くなったじいちゃんが考古学の研究をしていた事もあり
未だに太古の都市伝説が大好きなもうすぐ30の俺

などと思いながらもかぶりついてみていた。

この話しのいいところは主人公マイキーが家族の将来
仲間と別れたくない、引っ越ししたくないと言う思いから
宝探しの旅に出るが冒険の途中で諦めて地上に出ようとした時に彼がみんなを必死に説得し冒険を続けて行くところ
とやはりラストの片目のウィリーとの語り。

よく真似たもんだ。
おい少年ええ事言うやんけ〜〜〜
と再び感動しながら見た。

家政婦のおばちゃんもいい味を出している。
今でも最高傑作の一つと言えると僕は自負している。

何度も言うが映画は十人十色それぞれ言いたい事もあるだろう
がこれは俺の思い

この年になり
ガキの頃見ていた映画をもう一度見直すと
そのとき気づけなかった色々な事に気づける。
これがまた楽しい。
温故知新とはよく言ったものである。

<あらすじ>
少年団・グーニーズのマイキーたちは、ひょんな事から屋根裏部屋で、海賊"片目のウィリー"が隠した宝の地図を見つける。自分たちの住む土地が借金のカタに差し押さえられていたマイキーたちは、家を救うため財宝探しに出発するが、偶然殺人現場を見てしまったギャングたちの追跡や、海賊・ウィリーの仕掛けたいくつもの罠がマイキーたちを襲う。果たして幻の財宝はどこに…?





グーニーズ 特別版


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OUT 映画評vol.15

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平山秀幸
<キャスト
倍賞美津子 ,原田美枝子 ,室井滋 ,西田尚美 ,大森南朋 ,香川照之 ,間寛平 ,千石規子
<音楽>
安川午朗

あらすじ
東京郊外の深夜の弁当工場で働く雅子、ヨシエ、邦子、弥生。家庭崩壊、老人介護、カード破産、夫の暴力など、それぞれに問題を抱える彼女たちに大きな事件が起こる。弥生の夫殺しに巻き込まれ、隠ぺい工作のため死体の解体作業をすることになる女たち。事件の秘密を知ったやくざと警察の執拗な追及が迫る中、彼女たちは、最悪の状況から抜け出すために、それぞれの人生への闘いを強いられていく……。

桐野夏生の傑作ベストセラーの映画化で話題になった作品
大森南朋さんの芝居が好きでいろいろあさっていた時に出会った作品 
映画館に足を運ばなかった作品
大森さんの「殺し屋 1」という映画と一緒に借りた作品だった。
大森さんもさることながら
ストーリーも面白く引き込まれた作品。

この作品で初め見た時に引き込まれた役者は
大森南朋と原田美枝子だった。

大森さんは普段穏やかな役が多いだけに自分としては「1」とは違った狂気 なにより、非合法バカラにはまり負けが続き壊れていくさま 「いかさまだ〜」と叫びながらもビビってる姿 
家に帰って妻(西田尚美)にあたる姿 この3つだけでも
すげー心に残っていた。今回見てもやはり2〜3回そこまでを繰り返し見てしまった。
ああいう細かい表現がうまい役者である。

原田さんは実はそれまで何回かドラマなどで見た事はあってもそこまで意識してみていなかった。
今回は家庭崩壊した家の主婦を演じている。
死体解体を深夜のパートのように淡々と作業する姿
特に2人目なんか本当に手慣れていた。
この作品のお面白いところに突発的な殺人から
主婦仲間が巻き込まれそれをやってしまうところだろうと思う。
後見せ方だと思うが始めに主婦の刺激のない日常を描いている。
たんたんと作業をこなし、いつもの’仕事’をたんたんとこなす。
たんたん たんたん まさにこの言葉がぴったり

好きなシーンは原田さんが最後室井さんと車をおいて行く時に
残された西田さんに「楽しかったよ.刺激があって」と笑って言うところ 

映画にはそれぞれ作り手のメッセージなるもの
その映画の一番言いたいことというのが盛り込まれているものである。
例えばタイトルの意味であったり。。
 
日常の刺激のない生活 自分は家族からも相手にされなくなった空気みたいな存在 そこへ’解体’という仕事が舞い込んでくる。始めは仕方なくだった でもそれを依頼してくる人 頼ってくる人
殺人はいけないことであり、警察ややくざに追われる身でありながらそのドキドキを楽しんでいるように
うまいな〜って感じた。

まあ考える作品だったな。
でもお腹いっぱいである。

かんぺーちゃんやくざはまってた。台詞もあそこまで少なくても
印象には残った。。でも 血ーすうたろか〜の方が似合ってるよ。

ではでは

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有頂天ホテル  映画評vol.14

75231760_205s俺の大好きな麻生久美子
役所広司、佐藤浩市、松たか子などそうそうたるメンバーを集めた三谷幸喜最新映画「THE有頂天ホテル」
まさに晴天って感じの娯楽エンターテイメントである。 テンポがよくて笑いどころ満載。
日本版「フォールームス」のようなストーリー展開
それよりもスムーズかな 。。。。まあそんな感じ。
ここまでキャラの強い人を使えば面白くなければ詐欺である。
本当に何も考えずに楽しめる作品だった。
それにしても麻生久美子は綺麗過ぎる・・・・

三谷幸喜作品は内容よりもテンポが好きである。




THE 有頂天ホテル スペシャル・エディション


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ゲルマニウムの夜   映画評vol.13

75231760_27s冷たい雨の降りしきる夕方
上野公園内特別映画館「一角座」にて
新井浩文主演、大森南朋出演
大森立嗣監督
「ゲルマニウムの夜」 をみてきた。 大好きな役者大森さんと新井君の作品ということで 観に行った。

スゲー考えさせられる映画だった。
まるで上野に降り注ぐ冷たい雨のように
寂しく、冷たくて

内容は見てない人がいるからやめておくが
花村 萬月ワールド炸裂である。
それを映像化した大森立嗣監督もすごい

“生きることは喜びに満ちている”

でもそこにはいろいろある。
その喜びには傷つくこと、痛むこと、苦しがり、そして苦しがらせること、絶対に逃げ切れない虚しさも含まれている。
でもなぜだか希望を感じてしまう。

ロンの台詞に
「さあ糞そうじするか」とある。
これがその答えだと感じた

決して楽しい映画とはいえなかったが
僕はあの’考えるテイスト’の映画は好きである。

見てない人は是非この台詞の謎を映画館で感じて欲しい
といっても別に僕はこの映画の製作委員でもなければ
どこかの回し者ではない

考えるという意味だけで言うなら’TAKESHI'S’に似てるかもしれない。内容はまったく違うけど

上演後大森南朋、大森立嗣監督のトーク?サイン会があった
会場の約50人くらいが並びサインと握手をしてもらっていた。
南朋さんとは一度僕がエキストラでご一緒させてもらったことがあったのでそのことを伝えたら「あ〜あれにでてたんだ。そうなんだ。」と言われ思わずサインを貰ってしまった。
今までいろんな芸能人を見てきたが初体験である。
南朋さんの兄貴である大森立嗣監督は南朋さんによく似ていた。横顔もそっくりである。話しやすいのは兄貴の方。
兄貴には「何故考える映画を撮ろうと思ったのですか?」と
質問も忘れない。
「最近へったじゃんこういう映画・・俺好きなんだよねこういう映画・・・そこに気がついてくれてありがとう」
そこでまたもうれしかったが聞くのを忘れた・・・
いつも試写会や舞台挨拶で監督にお会いしたときに聞いていた言葉
「初見で僕を使うとしたらどんな役をくれますか?」

今となってはただの興味にしか過ぎない台詞だけど

喜びについて考えたいとき是非オススメ映画である。




ゲルマニウムの夜


Book

ゲルマニウムの夜


著者:花村 萬月

販売元:文藝春秋

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