« ユージュアル・サスペクツ  映画評vol.8 | トップページ | 蝉しぐれ  映画評vol.10 »

2006年6月 7日 (水)

七人の侍 映画評vol.9

7 いわずと知れた世界No.1の作品
この作品を超える作品はないと言い切れる。
全世界の名だたる監督がこの映画(監督)を師と仰いでいる。

本物を追求する黒澤明監督
それに答えるスタッフ、製作
そして三船敏郎、志村喬ひきいる役者陣
どのコマをとってみても 一つ一つが
’最高’の細胞でできている作品といっても過言ではない。
黒沢さんは常に本物を追求した監督である。
納得のいく雲が出るまで何日も待つのはよく聞く話である。
本当の刀を与え重さまでも表現。
ときには本当の弓でその恐怖を表現した。
ある時は城を一軒たててそのまま燃やしてしまうほどである。

この作品のポイント。
落ちぶれた武士たちが、農民に頼まれ命をかけて村を守ること。貧しい彼らが野武士から村を守るために金の代わりにわずかな握り飯だけを勘兵衛(志村喬)に与える。その飯のために6人の侍を集め村を守ることを決める。そこに古き良き日本の姿がある。


菊千代がこの映画に勢いをもたらし
勘兵衛が落ち着かせる。最高のキャストである。

三船さんの演技は本当に鳥肌ものである。
泣きながら本音をぶちまけるシーン
そしてあの有名な雨の中の村の中での戦のシーン
仲間がやられ怒りにふるえ野武士を追いつめるも敵のはなった玉にやられ差し違えで命を落とす。 何度見ても涙がとまらない。。
一つ一つ’本物’にこだわり演技もすべてが’本物’。
菊千代はどこか威張ってるようでもあるが、仲間思いだけど泥臭いというか情けないところもきちんと表現されている。
誰かのために自分の命をかけれるまさに侍
「勝ったのはあの百姓達だ。俺達ではない。百姓は土と共に何時までも生きる。」勘兵衛の最後の台詞は最高である。

☆☆☆☆☆

キャスト(役名)


<キャスト>
志村喬(勘兵衛)
稲葉義男(五郎兵衛)
宮口精二(久蔵)
千秋実(平八)
加東大介(七郎次)
木村功(勝四郎)
三船敏郎(菊千代)

七人の侍 DVD 七人の侍

販売元:東宝
発売日:2002/10/25
Amazon.co.jpで詳細を確認する

|

« ユージュアル・サスペクツ  映画評vol.8 | トップページ | 蝉しぐれ  映画評vol.10 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/109969/2111733

この記事へのトラックバック一覧です: 七人の侍 映画評vol.9:

« ユージュアル・サスペクツ  映画評vol.8 | トップページ | 蝉しぐれ  映画評vol.10 »