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2006年6月27日 (火)

ゲルマニウムの夜   映画評vol.13

75231760_27s冷たい雨の降りしきる夕方
上野公園内特別映画館「一角座」にて
新井浩文主演、大森南朋出演
大森立嗣監督
「ゲルマニウムの夜」 をみてきた。 大好きな役者大森さんと新井君の作品ということで 観に行った。

スゲー考えさせられる映画だった。
まるで上野に降り注ぐ冷たい雨のように
寂しく、冷たくて

内容は見てない人がいるからやめておくが
花村 萬月ワールド炸裂である。
それを映像化した大森立嗣監督もすごい

“生きることは喜びに満ちている”

でもそこにはいろいろある。
その喜びには傷つくこと、痛むこと、苦しがり、そして苦しがらせること、絶対に逃げ切れない虚しさも含まれている。
でもなぜだか希望を感じてしまう。

ロンの台詞に
「さあ糞そうじするか」とある。
これがその答えだと感じた

決して楽しい映画とはいえなかったが
僕はあの’考えるテイスト’の映画は好きである。

見てない人は是非この台詞の謎を映画館で感じて欲しい
といっても別に僕はこの映画の製作委員でもなければ
どこかの回し者ではない

考えるという意味だけで言うなら’TAKESHI'S’に似てるかもしれない。内容はまったく違うけど

上演後大森南朋、大森立嗣監督のトーク?サイン会があった
会場の約50人くらいが並びサインと握手をしてもらっていた。
南朋さんとは一度僕がエキストラでご一緒させてもらったことがあったのでそのことを伝えたら「あ〜あれにでてたんだ。そうなんだ。」と言われ思わずサインを貰ってしまった。
今までいろんな芸能人を見てきたが初体験である。
南朋さんの兄貴である大森立嗣監督は南朋さんによく似ていた。横顔もそっくりである。話しやすいのは兄貴の方。
兄貴には「何故考える映画を撮ろうと思ったのですか?」と
質問も忘れない。
「最近へったじゃんこういう映画・・俺好きなんだよねこういう映画・・・そこに気がついてくれてありがとう」
そこでまたもうれしかったが聞くのを忘れた・・・
いつも試写会や舞台挨拶で監督にお会いしたときに聞いていた言葉
「初見で僕を使うとしたらどんな役をくれますか?」

今となってはただの興味にしか過ぎない台詞だけど

喜びについて考えたいとき是非オススメ映画である。




ゲルマニウムの夜


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ゲルマニウムの夜


著者:花村 萬月

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