« 有頂天ホテル  映画評vol.14 | トップページ | グーニーズ   映画評vol.16 »

2006年6月27日 (火)

OUT 映画評vol.15

71991691_184s <監督>
平山秀幸
<キャスト
倍賞美津子 ,原田美枝子 ,室井滋 ,西田尚美 ,大森南朋 ,香川照之 ,間寛平 ,千石規子
<音楽>
安川午朗

あらすじ
東京郊外の深夜の弁当工場で働く雅子、ヨシエ、邦子、弥生。家庭崩壊、老人介護、カード破産、夫の暴力など、それぞれに問題を抱える彼女たちに大きな事件が起こる。弥生の夫殺しに巻き込まれ、隠ぺい工作のため死体の解体作業をすることになる女たち。事件の秘密を知ったやくざと警察の執拗な追及が迫る中、彼女たちは、最悪の状況から抜け出すために、それぞれの人生への闘いを強いられていく……。

桐野夏生の傑作ベストセラーの映画化で話題になった作品
大森南朋さんの芝居が好きでいろいろあさっていた時に出会った作品 
映画館に足を運ばなかった作品
大森さんの「殺し屋 1」という映画と一緒に借りた作品だった。
大森さんもさることながら
ストーリーも面白く引き込まれた作品。

この作品で初め見た時に引き込まれた役者は
大森南朋と原田美枝子だった。

大森さんは普段穏やかな役が多いだけに自分としては「1」とは違った狂気 なにより、非合法バカラにはまり負けが続き壊れていくさま 「いかさまだ〜」と叫びながらもビビってる姿 
家に帰って妻(西田尚美)にあたる姿 この3つだけでも
すげー心に残っていた。今回見てもやはり2〜3回そこまでを繰り返し見てしまった。
ああいう細かい表現がうまい役者である。

原田さんは実はそれまで何回かドラマなどで見た事はあってもそこまで意識してみていなかった。
今回は家庭崩壊した家の主婦を演じている。
死体解体を深夜のパートのように淡々と作業する姿
特に2人目なんか本当に手慣れていた。
この作品のお面白いところに突発的な殺人から
主婦仲間が巻き込まれそれをやってしまうところだろうと思う。
後見せ方だと思うが始めに主婦の刺激のない日常を描いている。
たんたんと作業をこなし、いつもの’仕事’をたんたんとこなす。
たんたん たんたん まさにこの言葉がぴったり

好きなシーンは原田さんが最後室井さんと車をおいて行く時に
残された西田さんに「楽しかったよ.刺激があって」と笑って言うところ 

映画にはそれぞれ作り手のメッセージなるもの
その映画の一番言いたいことというのが盛り込まれているものである。
例えばタイトルの意味であったり。。
 
日常の刺激のない生活 自分は家族からも相手にされなくなった空気みたいな存在 そこへ’解体’という仕事が舞い込んでくる。始めは仕方なくだった でもそれを依頼してくる人 頼ってくる人
殺人はいけないことであり、警察ややくざに追われる身でありながらそのドキドキを楽しんでいるように
うまいな〜って感じた。

まあ考える作品だったな。
でもお腹いっぱいである。

かんぺーちゃんやくざはまってた。台詞もあそこまで少なくても
印象には残った。。でも 血ーすうたろか〜の方が似合ってるよ。

ではでは

|

« 有頂天ホテル  映画評vol.14 | トップページ | グーニーズ   映画評vol.16 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/109969/2394452

この記事へのトラックバック一覧です: OUT 映画評vol.15:

« 有頂天ホテル  映画評vol.14 | トップページ | グーニーズ   映画評vol.16 »