« ダ・ヴィンチ・コード 映画評vol.3 | トップページ | ハンニバル3部作 映画評vol.5 »

2006年5月31日 (水)

TAKESHI'S 映画評vol.4

待望の北野フィルム12作品目

TAKESHI'S

まさに不純物ゼロ、200%の体感まさに"TAKESHl”映画だった。

僕は北野フィルムは後期(HANABI以降)の作品が好きだ。
とくに「座頭市」
これまでの北野フィルムには、"生"と’死’"動"と”静"など様々な対照的なものが混在していた。
’キタノ・ブルー’だったり
はたまた「座頭市」から確立された、台詞はないが動作の音やリズムで’動’を表現したりと

今回の作品は対照的は対照的でも’生’や’死’ではなく
’虚構’と’現実’の世界が存在していた。
売れない役者志望の’北野’が思い描く、
売れていて目標である’TAKESHI’の世界と現実 
どこからが夢でどこからが現実かわからない世界
誰でも持っている
売れない自分(成功できない自分)と成功してるイメージの中での自分
そういう誰しもが持っている2面性を表現する為
今回北野フィルム常連の役者達も一人2役
それを見事に描いた作品だった。
(いらないかなと思われる松村、内山が出ていたのが若干気になったが、彼らがいわゆるクッションになっていたのかも。)

途中までは理解できた。自分でも常に持ち続けたものだったから。しかし途中から本当にわからなくなり、逆に引き込まれた。


これは僕の大好きな’考える’映画の代表作だろう。
この映画ほど見る人によって受け止め方、感じ方の違う映画
であり、見れば見るほど違う表情になる映画だ。
一歩間違えれば’金返せ映画’であり、
一歩間違えれば’最高の映画’である。
今までの北野フィルムへのオマージュ的要素がふんだんに含まれて楽しめる作品である。

☆☆☆☆だね

|

« ダ・ヴィンチ・コード 映画評vol.3 | トップページ | ハンニバル3部作 映画評vol.5 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/109969/2008619

この記事へのトラックバック一覧です: TAKESHI'S 映画評vol.4:

« ダ・ヴィンチ・コード 映画評vol.3 | トップページ | ハンニバル3部作 映画評vol.5 »